寒い冬の間土の中でエネルギーを充電

春は料理と言うよりも食材が豊富に出てきます。寒い冬の間土の中でエネルギーを充電していた食材が春の暖かさに目覚め私たちの前に現れてくれるのです。

春の食材で私が最も好きなのは春キャベツ。一般的なキャベツとの違いは葉の巻き方が緩く薄くて小ぶりです。その葉はとても柔らかくみずみずしいものでそのままちぎって食べれるくらいに甘いのです。

水分が多いので火を通す料理にしてしまうと水っぽさが出てきてしまうのでサラダやお漬物に向いているといえます。次の食材は新たまねぎ。収穫して日持ちのため乾燥させている普通のたまねぎとは違って収穫後すぐのものが新たまねぎです。

たまねぎと新たまねぎには皮にも違いがあり、通常見るオレンジ色のやや厚めの皮はとは違って新たまねぎは薄いぺらぺらの皮でおおわれています。

収穫後すぐなので水分が多くたまねぎ独特の辛味も少なくてこちらも火を通すよりはサラダにして食べるのがおいしい食べ方です。たまねぎが苦手な私でも新たまねぎだけは生で食べることができるくらいとても食べやすい食材です。

春キャベツも新たまねぎも水分が多いため痛みが早く長期保存ができないので早めに食べることをおススメします。旬のフルーツではデコポンや夏みかんなどとてもおいしい季節です。

夏みかんは名前に夏がつくのでまるで季節違いに思えますが旬は春なのです。どちらもやはり水分がとても多いです。こうしてみると春の食材にはみずみずしさが関係していると思われますね。

春野菜もおいしくいただけるのですが春になるとどうしても食べたくなるのが山菜です。たけのこや菜の花・ふきのとう・つくし・たらの芽、普段は食することのない食材がたくさん採れるのです。

山菜はてんぷらにして素材そのままの味を味わうことが多いのではないでしょうか。しかし少々苦味やくせがあり苦手な人も多くいるのですが、あの独特の味こそが春を感じることができるんだと思います。それでも苦手な人は炊き込みご飯にしてはいかがでしょうか。

山菜をしいたけや人参と一緒に炊き込むと苦味などが和らぎ炊飯器を開けた瞬間の風味と彩ががなんとも言えない食をそそることでしょう。せっかく春しか食べられない山菜なのでたくさんの人がその味を楽しむことができればいいなと私は思うのです。

最後に注意として意外にも山だけではなくどこにでも生えている山菜なのですが見た目が似ているだけで毒を持ったものもあります。むやみに摘んで食べるのは控えるようにしましょう。